2012年07月07日

"Primetime" by カワセミハウス

今回は、所属バンド・カワセミハウスの曲で"Primetime"です。



山田朋秋 12弦ギター
尾上祐一 リボンコントローラー
井谷享志 ドラム
小池"ダミ"実 フレットレスベース

ギターの山田さん作で、子供の頃、プライムタイムな時間帯にテレビシリーズで流れていた"スパイ大作戦"、"ハワイ・ファイブ・オー"、"鬼警部アイアンサイド"などへのオマージュとのことです。あとPrimetimeというとオーネットコールマンのバンド名でもありますが、その影響も薄っすらとあるかと思います。実際Youtubeのコメント欄を見ると(特にこちらでそれらのインフォメーションは流してないのに)ミッションインポッシブルを想起した、とか、オーネットを想起したというものが見受けられます。

1年半ほど前から演奏している曲ですが、初めのころはベースが居ないトリオ編成の時期で、この曲を演奏していてよりロック色を強めたい(でもバンドコンセプトであるエスノ色は打ち出しつつ)ということを感じ、昨年春に旧友のベーシスト小池"ダミ"実氏に入ってもらった、という経緯があります。ベーシスト加入の切欠の一つといえる曲です。昨年加入後の早い時点でダミさんはバンドに溶け込んでる感じで、丁度一年前にカルテットバージョンで"Dog Life"という曲を配信しており、今回はそのカルテット版カワセミハウスの第二弾ビデオ作品となります。
posted by 尾上祐一 at 17:23 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月28日

"Hafu(破風)" by ワナナバニ園

ここのところ大体月に1本のペースで作成・配信しているビデオ作品、今回お届けするのは、ベース二本にドラムと自作楽器という編成の4ピースのバンド、ワナナバニ園の演奏で、曲はドラムの熊田央さん作の"Hafu(破風)"。


ワナナバニ園
熊田央(ドラムス)
ALI(Fender Bass)
種石幸也(5弦Bass)
尾上祐一(回擦胡)

基本的には、ワナナバニ園の結成当初の2010年冬から演奏している曲ですが、熊田さんお得意のポリリズムと、変わった譜割に慣れるまでに結構時間がかかったり、回擦胡のソロパートを模索したりで今年に入ってやっと完成したかなという感じです。

破風というのは日本建築の屋根の妻部分に二枚の板を山形に組んでできる三角形のこと、だそうです。作者の熊田さんがそのイメージで曲を作ったのかどうかよく分からないんですが、僕的には建築様式云々というより"風を破って突き進む"というほうがしっくりきます。音楽的には人力テクノ・フュージョンという感じかな。あと回擦胡が登場する楽曲のビデオ作品という意味では昨年8月のカワセミハウスの"Rindou"以来で結構久々だったりします。今回、その回擦胡の音がいつもより綺麗に録れてるとも感じてます。モノフォニック寄りな楽器が集まったこのバンドの、各楽器のメロディの絡み具合を楽しんで頂けたらと思います。

ワナナバニ園・動画PlayList
posted by 尾上祐一 at 21:16 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

韓国ライブより"アルンダウンカンサン(美しき山河)"

今日は先月の韓国ライブツアーの光州(Gwangju) Girl River Hallでのステージより1曲映像をお届けします。佐藤行衛(Vo,G)+尾上祐一(リボンコントローラ)+山本耕一郎(Per)のトリオで曲は、韓国ロックの父、シン・ジュンヒョン作の"アルンダウンカンサン(美しき山河)"。



この韓国ライブツアーは長年の希望が実現した素晴らしいものだったのですが、このビデオで見られるシーンはハイライトの一つ。
この曲は、シン・ジュンヒョンが1972年に発表し(オリジナルバージョンはこちら←グレイト!)、その後も多くの歌手がカバーしてます。美しい曲であると同時に、どんどんメロディが展開してゆく大曲で、それなのに韓国では誰もが知ってて歌える国民的な曲、という非常にユニークな曲でもあります。(構成をかいてみると、Intro→A→B→A→C→D→E→F→G→A→C→C→C→C→C、という感じ) このビデオで聴ける行衛さんの歌声は、オリジナルの囁くような歌声と対照的に自身のハリのあるスタイルで、曲を完全に自分のモノにしてますね。僕もシン先生の一つの側面であるサイケデリックなスタイルを自分なりに表現してみた感じです。

この曲ができた背景とその後についてこちらのページの真ん中辺りに記されているので、曲を聴いて興味を持てた方はぜひ読んで頂けたらと思います。http://sea.ap.teacup.com/sekifu/46.html

シン・ジュンヒョンは、日本では限られた人しかまだ知らないと思いますがファンの間では"寺内タケシと内田裕也を足して二で割らない"などと評されたりしてて、クレイジーケンバンドが代表曲"ミイン(美人)"をカバーしたりもします。が、それだけでは無く、優れたソングライター/プロデューサーとしての側面や、ギタリストとしていまだにオルタナばりの激しいギターを聴かせたり、と非常に多彩な面がある音楽家なので、もっと多くの人に興味を持ってもらえたらと思います。

Shin Jung-hyeon on Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Shin_Jung-hyeon
posted by 尾上祐一 at 15:31 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月10日

尾上ギター曲"Asian Blue"が海外でサンプリングされまくってます

今日は、僕の作品が海外でサンプリング素材になっているニュースをお伝えします。

カナダのJones FoShoさんというミュージシャンよりメールがあって「Stonesthrowというヒップホップ系のサイトのビートバトル・コンテストの1スレッドで君のギター曲"Asian Blue"がサンプリング素材になってて色々作品が投稿されてるよ」とのご連絡。

こちらのスレッドがそれ、
http://www.stonesthrow.com/messageboard/index.php?showtopic=21488
全然知らなかったのだが、、、、、
うはは、凄まじいことになってる。10曲以上もあるぞ。
過去にも僕の作品がサンプリング素材になってことは何度かあったが、旧友の小池実さんのHz/Vという作品を除き、ここまで凄い威勢でされたものはないのでビックリ。単純に嬉しいだけでなく、なかなかいい感じの物が幾つかあると感じてます。

このメールをくれたJonesさんの作品、オリジナルのコンポジションを温存した上でミックスした感じのcontroversy氏の作品。また、オリジナルのサウンドをちゃんと聴かせつつ再構築してる感じのconstrobuz氏、aReOu氏、Progetto氏、この辺りが自分的には好き。もうちょっと展開があるとよりいいけど、、まぁ2分以内という制約もあるそうなので。

アップされたいずれの作品にも多くのコメントがついているのもまた素晴らしいし、そこここに"dope"というコメントが付いているのもまた笑える。しかもこれ、コンテストなんだよな。結果はこちら

またJonesさんが選んだ作品のURLを列挙してくれたのでここに転載。

-----Jonesさんのメールより

Here's mine.
http://soundcloud.com/jones-fosho-battlebeats/stbb221-bluefunk-jones-fosho

This was the winner: http://soundcloud.com/ohsomusic/2we2we1ne-bondage

And here's a bunch more that in my opinion were good flips of the sample.

http://soundcloud.com/bkbrown/asi
http://soundcloud.com/beatfux/stbb221-asia
http://soundcloud.com/mountearl/yabba-221-blues
http://soundcloud.com/density/density-bb-221
http://soundcloud.com/progetto-s/progetto-s-stbb-221
http://soundcloud.com/areou/as-techno-as-i-go-stmbbb-221
http://soundcloud.com/constrobuz/st-bb-221
http://soundcloud.com/enzoeyeris/stmb-221-transform-human-souls
http://soundcloud.com/buttaslick/221-smoke-stack-daze
http://soundcloud.com/soul_up/soul-up-stbb-221

Jones FoSho
http://soundcloud.com/dvorkru
http://www.youtube.com/user/dvorkru

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オリジナルの僕のギター曲"Asian Blue"はこちら。

2006年にベトナムギターで初めて作った曲。Youtube TorigoyaSoundチャンネルでも最大PV数の作品です。
posted by 尾上祐一 at 21:59 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月21日

ZAO(feauturing TAO)

忘れた頃にアップデートするこのブログ。本日お届けしますは、Doping Olympicsによる電子楽器"TAO"をフィーチャーした冬の蔵王をイメージした"ZAO"という曲です。



尾上祐一:回擦胡, overdubed Bass
本橋HAL彦:TAO
クリテツ:Theremin and Percussion

本橋さんのTAOをフィーチャーした曲で、尾上の回擦胡も入れると2つのオリジナル電気(電子)楽器が登場します。曲は、TAOによる冬の蔵王(ZAO)の雰囲気を表現しています。

"TAO"は本橋さんのオリジナル電子楽器で、リボンコントローラのように押さえる場所によって音程がきまる楽器で、左手でその音程を、右手で音域を4つのスイッチをセレクトすることにより演奏します。リボンコントローラと4弦楽器の中間のような感じ。コンセプトは似てても僕のリボンコントローラとはかなり違ったオーガニックな音色ですね。

More TAO video clips
http://youtu.be/SvrYNQMEEK8
http://youtu.be/AtDPOsbTG-E

Doping Olympicsは、ただ今、しばらく休息期間をとっておりまして、このビデオは昨年5月のパフォーマンスからです。今年も1〜2度このグループで出来てらいなと思っています。
posted by 尾上祐一 at 18:13 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月26日

Cafe Blue(藍色茶房) by Kawasemi House

本日お届けするのは、僕が力を入れているトリオ、カワセミハウスの演奏です。

"Cafe Blue(藍色茶房)"

http://www.youtube.com/watch?v=0XHSxeF0CxI
作曲 山田トモアキ 編曲・演奏 カワセミハウス

・カワセミハウス
山田トモアキ:12弦ギター
尾上祐一:リボンコントローラー
井谷享志:ドラムス

リボンコントローラーをフィーチャーし、弦の山田さんは普段のブズーキに代わり、VOXティアドロップ型12弦ギターを弾いています。メロディアスなテーマとアグレッシブなジャムを展開するこのナンバー、ジャズロック、プログレ、エスノ、サイケそして変わった楽器編成の音楽ファンにぜひご覧いただきたい音楽です。

カワセミハウスのほうですが、まもなく結成3年を迎えようとしています。メンバーはそれぞれ他のプロジェクトを持っていることもあり、このバンドの活動ペースはゆったりしたものですが、着実に続けていることもあり、最近の演奏は大分安定したものになってきたんじゃないかなと感じてます。

ちなみにメンバーの個々の活動状況で大きな所をピックアップしてみると、僕は11/2に我がアイドルであるダモ鈴木氏のライブに参加。ドラムの井谷享志氏は只今テレビCMでお馴染みの宇多田ヒカルの"愛の賛歌"の録音にパーカッションで参加(プロデュースは偶然にも僕とも縁がある菊池成孔氏)。ブズーキの山田トモアキ氏は、ブズーキのソロライブも開始。という感じでカワセミハウスの活動、個々の活動、それぞれ充実したものとなってる今日この頃であります。

カワセミハウス、次回のライブは未定ですが、来年2011年2月あたりにできるといいなと感じてます。
posted by 尾上祐一 at 12:35 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月17日

Sound Shape

Youtubeの新作映像です。今回お届けしますは、ヒューマンビートボックスのBeatboxerKazさんと僕のリボンコントローラのデュオで"Sound Shape"と言う曲です。



Kazさんは、内外で高い評価を得ているヒューマンビートボックスデュオ・Beatsick.jpの一員で、そのBeatsick.jpと僕は、2008年5月にNHK総合テレビのテレ遊びパフォーという番組で共演しています。その後、Beatsick.jpとはちょくちょく顔をあわせることになるのですが、そんな中、Kazさんに今年の6月の僕の主宰のライブにも出て頂いたりもしてます。そのライブ準備時のスタジオセッションでの様子がこの映像となってます。
ちなみにこの曲は、テレ遊びパフォー出演時の共演ナンバーの再演で、Beatsick.jpがベーシックな部分をつくり、僕がメロディ部分を書いた、と言う感じです。
posted by 尾上祐一 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

ひだまり

気が付いたら4ヶ月以上サボってたこのブログ。思い出したかのように更新です。GWは、天気のいい日が続いてて、結構暑かったなという感じでしたが、そんな今の季節向けな曲をご紹介。

ひだまり by Doping Olympics
尾上祐一 回擦胡
本橋HAL彦 Wavedrum
クリテツ Wavedrum

この曲、4年ほど前に回擦胡ソロ曲として作ったものですが、僕が関わっている2つのバンド"カワセミハウス"と、この"Doping Olympics"の両方のレパートリーにもなっている曲です。(今のところ、この2つのバンドでレパートリーがダブることはこの曲以外は無くて、ちょっとした例外となってます)

このDopesバージョンでは、回擦胡とWaveDrumによる演奏となってます。興味深いのは中間部のWavedrumパート(1:27〜2:43の部分)で、本橋さんのWavedrumがメロディを奏でています。なぜ一枚皮の打楽器がメロディを奏でるのか?ですが、皮を押す力によって音程が変わったり、叩くたびにスケールに準じたランダムなメロディが出てきたり、といったプログラムがWavedrumにされているからなんです。こういう風に面白い楽器による面白い試みが、自分の曲でなされる、とても嬉しいことです。これは、ブズーキとドラムによる"カワセミハウス"での演奏も然りで、いずれそちらのバージョンも配信できたらと思ってます。
posted by 尾上祐一 at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする