2015年03月02日

ワナナバニ園 at 熊田祭り 2014年7月21日

今回お届けしますは、ワナナバニ園のドラマー熊田央氏にスポットをあてたライブ「熊田祭り 2014年7月21日」よりワナナバニ園の演奏をダイジェストでお届け。曲はBum、Taru、Dill、Instant Beetleの熊田作品4曲です。



この日は、熊田さんが5つのユニットでドラムを叩き、ワナナバニ園はそのトリでありました。その5つのユニットの内容は、身体表現とのアブストラクトなコラボから、ロック、ジャズ、ファンク、はたまたサンバ、そしてノイズまで・・・。そしてノッケから全力なので、もう最後のワナバニではヘロヘロかと思いきや相変わらず全力で、その超人ぶりを見せつけられたライブでありました。

熊田さんは、80年代に地元の小田原で結成され神奈川では結構人気をはくしたギャルズ・アタッチメントというバンドのドラマーでデビュー。その後、Copass Grinderz、hi-speed、Shuttle Loop、Gnuといったロックから実験性のあるものまで様々なバンド、セッションでキャリアを積んでいます。僕と初めて会ったのはヒゴヒロシさんが主宰する公開即興演奏会のモルガナ実験室で2009年半ばの事。そして2度目に参加した2010年2月のモルガナ実験室では、やはり様々なバンドやセッションで活躍のベースの種石さんも居て、一緒に演奏してみて非常に意気投合したことを覚えてます。その後、熊田さんによる招集で2010年の春と夏にDeep CountやWaterbedのベース奏者のALIさんも加えてツインベース+ドラム+電気自作楽器なカルテットで即興ライブを行い、そこで思ったのは、このメンバーならジャムだけで終わらせるのは勿体無いということ。というわけで、2010年末にある程度の即興性は持ちつつもコンポーズされた曲をやるバンド=ワナナバニ園として再始動しライブを行いました。が、翌2011年は震災のごたごたや僕は親の介護もあったりだので、スタジオで水面下に活動するにとどまり、本格的に活動し始めるのは2012年頭からでした。しかしその後は、月に1〜2回のペースでライブ活動を行っており、2013年はマルチトラックによるレコーディングも行い、暮れにはアルバム「ワニノニワ」としてリリース。2014も地道に曲を増やしつつ、2015年現在、順調な活動をしております。最新のライブ情報はワナナバニ園ウェブサイトをご覧頂ければ幸いです。皆さん今後ともご注目のほどよろしくお願いします。

ワナナバニ園ウェブサイト
posted by 尾上祐一 at 13:01| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月24日

ちまき売り(燒肉粽) by ワナナバニ園/尾上&Achaar

今回お届けしますは、台湾の古い歌謡の「ちまき売り(燒肉粽)」という曲。まずはワナナバニ園のバージョンから。ワナナバニ園、初のカバー曲です。



尾上祐一 - リボンコントローラー、熊田央 - ドラムス、
ALI - Fender Bass、種石幸也 - 5絃ベース

1940年代の終戦ちょっと後くらいの台湾歌謡が原曲で、1970年代初頭にテレサ・テンもラテン中華風なアレンジで歌っていた曲です。私は、そのテレサ・テンのバージョンをお手本に、リボンコントローラを始めて間もない2000年くらいからずっと演奏しており、独奏から様々な合奏フォーマットで演奏をしてきています。そんななか、このワナナバニ園のバージョンは、2本のベースが実に有機的に絡むグル―ヴィーなアレンジになっておりベストな演奏と感じています。先日、台湾のフェイスブック・フレンドにこの演奏が紹介されたところ台湾の皆さんの間で好評で多くのイイネを頂きました。我々のバージョンを"前衛搖滾版「燒肉粽」"と紹介していたのですが、どういう意味かと思いgoogle翻訳してみた所、"プログレッシブロックバージョン"とのこと。おお、なるほど〜。また彼曰く、台湾では誰でも知ってる曲とのことです。

次にご紹介しますは、パーカッション奏者の久田祐三さんとLeo Saiさんのお二人からなるAchaar(アチャール)をバックに演奏した物です。久田さんはダラブッカ、Leoさんトンバック、というそれぞれアラブ、ペルシャ系のパーカッションを叩いています。中華アラブ?とでもいえそうな(ってまんまですが、、)こちらもとても気に入っている演奏です。


尾上祐一 - リボンコントローラ
with Achaar:
久田祐三 - ダラブッカ
Leo Sai - トンバック
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2015年02月22日

赤いバナナ by ワナナバニ園

気まぐれにアップデート。本日お届けしますは私が所属するワナナバニ園の曲で「赤いバナナ」。大いに盛り上がった2014年6月28日のCool高円寺Bombからのライブ映像からです。



熊田央(ds)、ALI(Fender Bass)、
種石幸也(5弦Bass)、尾上祐一(Ribbon Controller)

スタジオでジャムってたものを基に作曲したもので、ジャムが基になってるとはいえ、そこはワナバニ、随所に独特な工夫があります。まずドラムの熊田さんの激しいドラミングが基になっており、このライブ映像でもその感じが存分に伝わるのではないかと思います。その上に2本のベースのリフが出現し、このままだとカッコいいロックな感じ。しかしそこにかぶさるリボンコントローラはトーキングモジュレータを噛ませたビザールなものでメロディもインドネシアのスンダ民謡にインスパイアされたものになっています。リスナーの方からは、ベースとリボンコントローラの2つのメロディがどちらも対等にあるように聞こえて、その絡みがなんとも不思議だとのご感想も。それにつけたコード進行も独特なものじゃないかなとおもっていますが、極めつけはブリッジに相当する5/8拍子の部分。全員で同じリズムで突き進むのですが、そのリズムはモールス信号で―・・・、・―、―・―、・―と刻まれています。"―・・・"=B、"・―"=A、"―・―"=K、"・―"=Aです。映像でも踊っている人がいるのが確認できますが、こういった仕掛けがありつつも結果的にダンサブルでカッコいい仕上がりになっているのではないかと感じています。

モールス信号を使った楽曲と言うと、KraftwerkのRadioActivityや、RushのYYZなどがありますが、前者は楽曲のリズムに合ってる要素はなくナレーション的なもの、後者はリズムに合わせているのですが、YYZのモールスを−・−−−・−−−−・・と文字を区切ることなく打ってしまっているので、普通に聞いている分には解読不能です。

私は12歳のときにアマチュア無線の免許を取得し、モールス符号も当時からできていたのですが、モールスを使った楽曲(特にBAKAのモールスによる)をつくるのは長年の念願であり、しかもこのようなカッコいい形で実現できたことをとても嬉しく思います。
posted by 尾上祐一 at 16:08| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月06日

"Bum" by ワナナバニ園 

今年に入ってSoundCloudも始めて新旧作品入り乱れての配信となってきてますが、今日は新作映像。ベース×2+ドラム+電気自作楽器なワナナバニ園の演奏で、いつもライブのオープニングを飾るバンドのテーマ曲的な"Bum"。



今回の映像、この前に水族館に行きまして、水槽を観ていたところ頭の中で妙にこの曲が鳴り響いたんです。で帰宅後、衝動的に作業に取り掛かり完成させました。今回のVは演奏シーンのみならずイメージ映像としても楽しんでもらえたらと思います。

熊田央(ds)、ALI(Fender Bass)、
種石幸也(5弦Bass)、尾上祐一(Ribbon Controller)

結成3年を過ぎたワナナバニ園。今年2014年も順調に活動を続けています。4月は、東京で超ツワモノバンド達との共演が2回あります。東京周辺でお時間ある方はぜひ遊びにいらしてください。

4月25日(金)大久保アースダム 共演:吉田達也(dr)、Videkazz2、厳格三重奏(大沼志朗(dr)、加藤崇之(g)、不破大輔(b))、ManiaOrgan

4月30日(水)荻窪ルースターノースサイド 共演:MUMU(植村昌弘(Dr)、中根信博(Trombone)、本間太郎(Key))

詳細はワナバニ・ウェブサイトをご覧ください~!
http://torigoya.main.jp/Wanabani.html
posted by 尾上祐一 at 19:03| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月18日

回擦胡と中東パーカッション "Kajimakajak" by 尾上祐一 & Achaar

ここの所、古い音源の紹介が続きましたが、本日お届けしますは最新映像で2014/1/18に笹塚チェシュメにて行われた僕と中東パーカッションデュオのAchaar(アチャール)の3人によるライブより、ウズベキスタンの舞踏曲"Kajimakajak"です。



尾上祐一 回擦胡
Achaar
久田祐三 フレームドラム
Leo Sai トンバック(イランのパーカッション)

練習当初、ちょっと変わった譜割や拍子に戸惑いました。この曲はウズベキスタンのものですが、この中央アジアの地域から、トルコ〜バルカン半島〜ブルガリア周辺などの地域は、そういう(我々的には)変則的なリズムに特色をもったトラディショナル曲が多数存在します。彼らとしては奇をてらってるのでなくごく普通にこういうリズムがでてくるそうで興味深いです。
posted by 尾上祐一 at 12:27| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月14日

樽をみていた by ワナナバニ園

いまやっているグループの中でもっとも力を入れているワナナバニ園。きょうご紹介しますは「樽をみていた」という曲。



ワナナバニ園
熊田央 drums
尾上祐一 ribbon controller
種石幸也 5 strings bass
ALI Fender bass

樽がコロコロ転がってゆくような情景が見えてきそうですが、作者の熊田氏いわく、ベーシストのタル・ウィクエンドをみてて作ったから、だそうです。
ワナナバニ園、2014年もバリバリいきます。現状決まっているのは
2/16 池袋 鈴ん小屋 共演 鼎、マニアック京都、Magro http://www.ringoya.org/
4/25 大久保アースダム  http://www1.odn.ne.jp/~cfs81480/index.html/menu.html
4/30 荻窪ルースター・ノースサイド 共演 MUMU http://www.ogikubo-rooster.com/north/
です。ぜひ遊びに来てください!
posted by 尾上祐一 at 19:45| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月02日

Instant Beetle by ワナナバニ園

今年の音楽ワーク第一弾は、ベース×2+ドラム+自作楽器なカルテット ワナナバニ園の新作ビデオ。曲は、いつもライブのラストを飾る大運動会ナンバーの"Instant Beetle"。



熊田央 Tadashi Kumada(ds)
尾上祐一 Yuichi Onoue(Kaisatsuko 回擦胡)
ALI(Fender Bass)
種石幸也 Yukiya Taneishi(5strings bass)

結成3年を経たワナナバニ園ですが、昨年2013年は満を持して1stアルバム"ワニノニワ"が完成。現状ライブ開場オンリーですが販売しております。ビデオをごらんになり興味の沸いた方は、ぜひワナナバニ園のライブに足をお運びください。次回のライブは2/16に池袋鈴ん小屋にてです。
http://www.ringoya.org/
posted by 尾上祐一 at 23:57| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

鳥のように 森川浩恵(箏)と尾上祐一(回擦胡)

今回お届けしますは、収録から一年を過ぎての配信ですが2012年6月20日に行われたライブより、箏奏者の森川浩恵さんと僕の回擦胡のデュオで、曲は"鳥のように"。



森川浩恵さんは箏奏者の第一人者でありメジャーからCDを出したりやTVにも出演していることもあり、もしかしたらご存知のかたもいるかもしれません。この曲、"鳥のように"は、そんな森川さんの重要レパートリーで現代筝曲の有名曲。彼女の鬼気迫る演奏に僕の回擦胡が果敢に挑みます。と書くとカッコいいですが、僕の演奏は自流にアレンジしたこともあり、演奏当日は彼女の演奏や曲を汚してないか心配で(笑)。でも森川さんには演奏時、そしてこのビデオともども喜んでいただいたのでうれしくも安心しております。

森川浩恵さんは、古今の純邦楽の卓越したプレイヤーであることはもちろん、洋楽器・民族楽器などとの共演、即興演奏と幅広い音楽性をもっており、僕とは無力無善寺でのオースチンレコード藤衛門企画のライブで対バンしたのがこの共演のきっかけとなっています。更に面白いことに浩恵さんと会う一年前に神戸にライブをしに行ったとき、同じく箏奏者でお姉さんの森川訓恵さんと共演しています(これは藤衛門さんとは全く別ルートでの繋がり)。このときイタリアのマウロ・パガーニの曲"ヨーロッパの曙"を大所帯で演奏。訓恵さんは小型の箏で地中海テイストな演奏を見事に披露してました。森川姉妹の音楽性の懐の深さを感じさせると同時に、それ故のコネクションかななんて改めて思っています。
posted by 尾上祐一 at 18:53| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月08日

"Still Life" by ワナナバニ園(Wanana-Bani Garden)

Twitterなどそこここで日々の報告はしているものの、気がつけばこのブログは半年振りの更新。今回お届けは、ドラマー熊田央氏率いる、ドラム+ベース×2+電気自作楽器な編成のワナナバニ園による"Still Life"と言う曲。尾上の回擦胡ナンバーとして5年ほど前から演奏している曲をリズミックに、そしてこのバンドの特徴である2本のベースが有機的に絡むワナバニ・アレンジした意欲作。



熊田央(d)
種石幸也(赤b)
ALI(青b)
尾上祐一(回擦胡)

2013年2月の録音録画で、近年やっているリハスタでのビデオ撮影と平行してこの回からマルチトラックレコーダも回すことに。機材が安価、軽量になったことの恩恵をフルに活用! バンドのマルチ録音は、まだ試行錯誤状態ですが、ドラムに4本マイクを立てたこのビデオでの録音は結構うまくいったほうかと感じてます。が、この次のリハの回でそのドラムのマイキングを変えて録音してみたところ、なんかどうもしっくりこない。このビデオのときドラムのトップにある2つのマイクは比較的ドラムから離し気味でとったのに対し、そのしっくりこない時の設定はもっとタムタムに近づけて録ったのですが、分離が激しすぎてなんか自然さに欠ける嫌いがありました。バンド録音の難しさも感じている所です。

マルチ録音やそのミックスに関しては30年間の宅録活動でかなり経験を積んでいる一方(このブログの音源80年代音源90年代音源2000年代を参照)、バンドのマルチ録音は、数年前にもう一つのバンドでやったことがあるくらい。しかもそのときのドラマー氏は、マイキングのツボを得ていて設置は完全お任せで、実際かなりいい音で録れていた。しかし、ワナナバニ園ではこうしてみんなで試行錯誤みるのも悪くないです。新たな発見もあるかもだしね。メディアも低価格で幾ら録っても、たいしたコストが掛からない今だからできることですよね。凄い時代になったものだなと感じています。そして今後、マイキングについて色々研究してみたいとも感じています。

Still Lifeとは、絵画などにおける静物のこと。そういえば、80年代初頭にストーンズのアルバムでStill Lifeってのがあって、てっきり「俺達、まだ生きてるぜ」みたいな意味かと思ってた頃がありました(笑)。
僕のStill Lifeと言う曲ですが、2008年に回擦胡のために作った曲で、自分的に気に入っていることもあり様々なフォーマットで演奏しています。
初出の独奏 http://youtu.be/SPIhAI8qnD4
テルミン、WaveDrumとのトリオ http://youtu.be/wBBu8aULyaw
ヒューマンビートボックスとのデュオ http://youtu.be/EWgbOY601eA
posted by 尾上祐一 at 11:13| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

"ピョルリ" 佐藤行衛、尾上祐一&山本耕一郎

2012年最後の作品は、佐藤行衛さん(g,vo)、山本耕一郎さん(cajon percussion)との2012/3/18、韓国光州ガリバーホールでのライブパフォーマンスより、韓国歌手キム・スチョルの曲、"ピョルリ"のカバー。


佐藤行衛 - Vo , Guitar
尾上祐一 - Ribbon Controller
山本耕一郎 - Cajon Percussion

"ピョルリ"とは"別離"の意味。行衛さんの歌の巧さ、そしてこの哀愁漂う感じ、かなりいいと思うんですがいかがでしょう。 この曲も行衛さんの近年のお気に入りのレパートリーだそうで、1983年の曲のようです。キム・スチョルのオリジナルバージョンは、こちらになっています。ぜひ聞き比べてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=LBrSChb78Wk

毎回書いてますがこの日の演奏はとても気に入ってて、他にもこんな感じでアップしてます。

美しき山河
男らしいってわかるかい?
酒消毒ブルース
posted by 尾上祐一 at 20:49| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月07日

"漸近極限(Asymptotic Limit)" by Asymptote with 尾上祐一

今回は、南たけしさんと町田浩明さんによる生&エレクトリック混成ドラムデュオ、Asymptote(アシムトート)と一緒にやったライブからの映像です。曲は"漸近極限(Asymptotic Limit)"。



Asymptote
南たけし - Drums, Wavedrum mini
町田浩明 - Drums, Wavedrum
with
尾上祐一 - 回擦胡

・2012年9月23日 小岩Back in Timeでのライブより

Asymptoteとは、数学用語の漸近線のことで、あるラインに無限に近づいてゆく(しかし交わることはない)直線、とでも言えば良いでしょうか。高校で数学を取ってた人には懐かしい用語かもです。そんな一種の究極状態を音楽で表現する、というのがこのグループのコンセプトの一つと感じていますが、この動画ではAsymptoteと僕が触発しあってそのイメージを生み出しているのを感じ取ってもらえたらと思います。

Asymptoteの南さん、町田さん二人とも自身のバンドでのライブ活動は勿論、音楽学校でドラムの講師をしたり、ジャズ、ロック、ポップ、はたまた秋葉系アイドルのサポート、教則DVDに出演など実に各方面で活躍している実力派。この日のAsymptoteは、ツインの生ドラムをメインに、WavedrumやKaosilatorを絡めるスタイルで、その上を僕の回擦胡とリボンコントローラが泳ぎ、エスノ・テクノ・サイケ・ロックな感じで2時間近く熱演しました。Asymptoteとはお互い今後もぜひ一緒にやりたいということになっていますのでご期待ください。
posted by 尾上祐一 at 16:55| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月11日

酒消毒ブルース by 佐藤行衛、尾上祐一&山本耕一郎

9月初頭に我がYotube鳥小屋サウンドチャンネルが開設6周年となりました。10年前は映像作品に手をつけるとは思いもしませんでしたが、Youtubeが出現し、妻の手持ちのHi-8で軽い気持で撮ったものをなんとなく配信し始めたことを切欠に、段々凝り始めてこの6年で60本強の作品を作成しました。俯瞰すると初期は独奏を中心にしたシンプルかつローファイな画質・音質なのに対し、近年はバンド編成が多くなり演奏、画質、音質、編集いずれも拘ったものになってきており、自分自身の音楽環境の変化、ビデオ機材・編集環境の進化、ともども時の変化を感じます。

そんな感じで、最新の映像作品。今回は、今年三月に行った韓国光州でのライブより佐藤行衛さんと僕と山本耕一郎(行衛会・会長)さんのトリオで曲は"酒消毒ブルース"。



佐藤行衛 - 歌、ギター
尾上祐一 - リボンコントローラー
山本耕一郎 - パーカッション

数年前にリリースされた行衛さんの1stソロアルバムからの一曲。ユーモラスなこの曲を今回はトーキングモジュレーションを掛けたコミカルなリボンコントローラとパーカッションで伴奏。なかなかうまくいったんではと感じてます。山本さんのパーカッションが的確なサポートをしてるのに加え、中盤から加わる会場のお客さんによるシェイカー系のパーカッションもいい感じ。(結構うまいんで対バンのイム・ウィジンさんのバンドのパーカッションの人がやってたのかな?でも山本さん以外に少なくとも2つ追加パーカッションが聴こえて来る) なお、トップの画像はライブ終了後の"酒消毒"打ち上げからの1シーンです。

この日の演奏は僕自身大変気に入ってまして、これまでにも2曲アップしてますのでこちらも是非ご覧になってみてください。

美しき山河
男らしいって分かるかい?
posted by 尾上祐一 at 21:59 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月15日

ひだまり by カワセミハウス

夏休み真っ只中の本日は、映像配信。所属バンドのカワセミハウスの楽曲でこの季節にマッチした"ひだまり"という曲をお届け。



尾上祐一 - 回擦胡
山田朋秋 - 12弦ギター
小池実 - 5弦フレットレスベース
井谷享志 - ドラムス

6年程まえに回擦胡のために作曲し、独奏からバンドまで幾つかのフォーマットで演奏してきている曲のカワセミハウスによるバージョンです。タイトル通りの明るい曲ですが、このバンドでやることにより更に溌剌とした仕上がりになってると感じます。

現在のバンド活動に関して記してみますと、いま当方がメインでやっているバンドはこのカワセミハウスと、ベース×2+ドラム+自作楽器という編成のワナナバニ園の2つです。カワセミハウスのほうは結成4年半を過ぎ、元来からエスニックなオリジナル曲をやるというコンセプトで続けてきてますが、近年は山田さんがブズーキから12弦Eギターにスイッチし、さらに小池さんのベースが加わりロック・インスト度が増してきています。ワナナバニ園のほうはエスノ度はちょっと抑え、ドラマーがリーダーということもあり変則リズムの上を浮遊する変わったメロディ、という感じのアプローチを取っているのが特徴です。ご興味ある方は、この違いも楽しんで頂けたらと思います。

カワセミハウス ビデオリスト
ワナナバニ園 ビデオリスト

また普段自分が自作楽器独奏でやっているレパートリーをドラム&ベース程度の編成でやるという構想もあります。こちらは僕の自作楽器独奏を考慮して作ったオリジナル曲と、中東〜インド〜中華〜演歌なカバー曲をバンドスタイルでプレイするというコンセプトで、まずは今春にドラムの山本耕一郎さんとのコンビ、という形で実施しておりますが、近々ベース奏者を決めてバンドスタイルにしてライブ出来たらいいなぁ、なんても思ってます。
posted by 尾上祐一 at 21:06 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月26日

男らしいってわかるかい by 佐藤行衛、尾上祐一&山本耕一郎

今回は今年の3月に行われた韓国光州でのライブ演奏から、佐藤行衛さんを中心にしたトリオで曲は"男らしいってわかるかい"。



佐藤行衛 - Vocal, Guitar
尾上祐一 - 回擦胡
山本耕一郎 - カホン

ボブ・ディラン作のI Shall Be Releasedに、70年代の日本のフォークバンド"ディランU"が日本語詩(作詞はメンバーの大塚まさじ氏)をつけて歌ったもののカバー。行衛さんの近年お気に入りのレパートリーとのこと。原曲はかなり有名なので、多くの人がどこかで耳にしたメロディじゃないかなと思います。詩のほうは原作の意訳とも独自の詩とも、どちらともいえる部分があると感じますが、原詩より分かりやすく、かつ行衛さんの世界にずばりはまってると感じます。歌い方からして、ボブ・ディランでも、ザ・バンドでも、ディランUでも、大塚まさじでもない、もう佐藤行衛の曲になってる感じ。

ちなみに韓国でこの3人で演奏するコーナーでは、僕は大半の曲をもう片方の楽器・リボンコントローラで演奏するつもりでしたが、行衛さんに「回擦胡は?」と訊かれ、シンプルなコード進行のこの曲なら何とかなるのではと思い急遽、回擦胡でやることにした経緯があります。という訳で半ば即興的に演奏したものとなってますが、なかなか我ながらいい感じで気に入ってます。

あと余談で、以前、煉獄サアカス一座に参加していた時に座長の神山てんがいさんのボーカルで"プカプカ"という曲を演奏したのですが、これもディランUの曲で、自分的にディランUの曲を演奏するのは実は2曲目だということに後日気付きました。どちらもディランUの代表曲ですね。
posted by 尾上祐一 at 21:44 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月07日

"Primetime" by カワセミハウス

今回は、所属バンド・カワセミハウスの曲で"Primetime"です。



山田朋秋 12弦ギター
尾上祐一 リボンコントローラー
井谷享志 ドラム
小池"ダミ"実 フレットレスベース

ギターの山田さん作で、子供の頃、プライムタイムな時間帯にテレビシリーズで流れていた"スパイ大作戦"、"ハワイ・ファイブ・オー"、"鬼警部アイアンサイド"などへのオマージュとのことです。あとPrimetimeというとオーネットコールマンのバンド名でもありますが、その影響も薄っすらとあるかと思います。実際Youtubeのコメント欄を見ると(特にこちらでそれらのインフォメーションは流してないのに)ミッションインポッシブルを想起した、とか、オーネットを想起したというものが見受けられます。

1年半ほど前から演奏している曲ですが、初めのころはベースが居ないトリオ編成の時期で、この曲を演奏していてよりロック色を強めたい(でもバンドコンセプトであるエスノ色は打ち出しつつ)ということを感じ、昨年春に旧友のベーシスト小池"ダミ"実氏に入ってもらった、という経緯があります。ベーシスト加入の切欠の一つといえる曲です。昨年加入後の早い時点でダミさんはバンドに溶け込んでる感じで、丁度一年前にカルテットバージョンで"Dog Life"という曲を配信しており、今回はそのカルテット版カワセミハウスの第二弾ビデオ作品となります。
posted by 尾上祐一 at 17:23 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月28日

"Hafu(破風)" by ワナナバニ園

ここのところ大体月に1本のペースで作成・配信しているビデオ作品、今回お届けするのは、ベース二本にドラムと自作楽器という編成の4ピースのバンド、ワナナバニ園の演奏で、曲はドラムの熊田央さん作の"Hafu(破風)"。


ワナナバニ園
熊田央(ドラムス)
ALI(Fender Bass)
種石幸也(5弦Bass)
尾上祐一(回擦胡)

基本的には、ワナナバニ園の結成当初の2010年冬から演奏している曲ですが、熊田さんお得意のポリリズムと、変わった譜割に慣れるまでに結構時間がかかったり、回擦胡のソロパートを模索したりで今年に入ってやっと完成したかなという感じです。

破風というのは日本建築の屋根の妻部分に二枚の板を山形に組んでできる三角形のこと、だそうです。作者の熊田さんがそのイメージで曲を作ったのかどうかよく分からないんですが、僕的には建築様式云々というより"風を破って突き進む"というほうがしっくりきます。音楽的には人力テクノ・フュージョンという感じかな。あと回擦胡が登場する楽曲のビデオ作品という意味では昨年8月のカワセミハウスの"Rindou"以来で結構久々だったりします。今回、その回擦胡の音がいつもより綺麗に録れてるとも感じてます。モノフォニック寄りな楽器が集まったこのバンドの、各楽器のメロディの絡み具合を楽しんで頂けたらと思います。

ワナナバニ園・動画PlayList
posted by 尾上祐一 at 21:16 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

韓国ライブより"アルンダウンカンサン(美しき山河)"

今日は先月の韓国ライブツアーの光州(Gwangju) Girl River Hallでのステージより1曲映像をお届けします。佐藤行衛(Vo,G)+尾上祐一(リボンコントローラ)+山本耕一郎(Per)のトリオで曲は、韓国ロックの父、シン・ジュンヒョン作の"アルンダウンカンサン(美しき山河)"。



この韓国ライブツアーは長年の希望が実現した素晴らしいものだったのですが、このビデオで見られるシーンはハイライトの一つ。
この曲は、シン・ジュンヒョンが1972年に発表し(オリジナルバージョンはこちら←グレイト!)、その後も多くの歌手がカバーしてます。美しい曲であると同時に、どんどんメロディが展開してゆく大曲で、それなのに韓国では誰もが知ってて歌える国民的な曲、という非常にユニークな曲でもあります。(構成をかいてみると、Intro→A→B→A→C→D→E→F→G→A→C→C→C→C→C、という感じ) このビデオで聴ける行衛さんの歌声は、オリジナルの囁くような歌声と対照的に自身のハリのあるスタイルで、曲を完全に自分のモノにしてますね。僕もシン先生の一つの側面であるサイケデリックなスタイルを自分なりに表現してみた感じです。

この曲ができた背景とその後についてこちらのページの真ん中辺りに記されているので、曲を聴いて興味を持てた方はぜひ読んで頂けたらと思います。http://sea.ap.teacup.com/sekifu/46.html

シン・ジュンヒョンは、日本では限られた人しかまだ知らないと思いますがファンの間では"寺内タケシと内田裕也を足して二で割らない"などと評されたりしてて、クレイジーケンバンドが代表曲"ミイン(美人)"をカバーしたりもします。が、それだけでは無く、優れたソングライター/プロデューサーとしての側面や、ギタリストとしていまだにオルタナばりの激しいギターを聴かせたり、と非常に多彩な面がある音楽家なので、もっと多くの人に興味を持ってもらえたらと思います。

Shin Jung-hyeon on Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Shin_Jung-hyeon
posted by 尾上祐一 at 15:31 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月10日

尾上ギター曲"Asian Blue"が海外でサンプリングされまくってます

今日は、僕の作品が海外でサンプリング素材になっているニュースをお伝えします。

カナダのJones FoShoさんというミュージシャンよりメールがあって「Stonesthrowというヒップホップ系のサイトのビートバトル・コンテストの1スレッドで君のギター曲"Asian Blue"がサンプリング素材になってて色々作品が投稿されてるよ」とのご連絡。

こちらのスレッドがそれ、
http://www.stonesthrow.com/messageboard/index.php?showtopic=21488
全然知らなかったのだが、、、、、
うはは、凄まじいことになってる。10曲以上もあるぞ。
過去にも僕の作品がサンプリング素材になってことは何度かあったが、旧友の小池実さんのHz/Vという作品を除き、ここまで凄い威勢でされたものはないのでビックリ。単純に嬉しいだけでなく、なかなかいい感じの物が幾つかあると感じてます。

このメールをくれたJonesさんの作品、オリジナルのコンポジションを温存した上でミックスした感じのcontroversy氏の作品。また、オリジナルのサウンドをちゃんと聴かせつつ再構築してる感じのconstrobuz氏、aReOu氏、Progetto氏、この辺りが自分的には好き。もうちょっと展開があるとよりいいけど、、まぁ2分以内という制約もあるそうなので。

アップされたいずれの作品にも多くのコメントがついているのもまた素晴らしいし、そこここに"dope"というコメントが付いているのもまた笑える。しかもこれ、コンテストなんだよな。結果はこちら

またJonesさんが選んだ作品のURLを列挙してくれたのでここに転載。

-----Jonesさんのメールより

Here's mine.
http://soundcloud.com/jones-fosho-battlebeats/stbb221-bluefunk-jones-fosho

This was the winner: http://soundcloud.com/ohsomusic/2we2we1ne-bondage

And here's a bunch more that in my opinion were good flips of the sample.

http://soundcloud.com/bkbrown/asi
http://soundcloud.com/beatfux/stbb221-asia
http://soundcloud.com/mountearl/yabba-221-blues
http://soundcloud.com/density/density-bb-221
http://soundcloud.com/progetto-s/progetto-s-stbb-221
http://soundcloud.com/areou/as-techno-as-i-go-stmbbb-221
http://soundcloud.com/constrobuz/st-bb-221
http://soundcloud.com/enzoeyeris/stmb-221-transform-human-souls
http://soundcloud.com/buttaslick/221-smoke-stack-daze
http://soundcloud.com/soul_up/soul-up-stbb-221

Jones FoSho
http://soundcloud.com/dvorkru
http://www.youtube.com/user/dvorkru

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オリジナルの僕のギター曲"Asian Blue"はこちら。

2006年にベトナムギターで初めて作った曲。Youtube TorigoyaSoundチャンネルでも最大PV数の作品です。
posted by 尾上祐一 at 21:59 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月21日

ZAO(feauturing TAO)

忘れた頃にアップデートするこのブログ。本日お届けしますは、Doping Olympicsによる電子楽器"TAO"をフィーチャーした冬の蔵王をイメージした"ZAO"という曲です。



尾上祐一:回擦胡, overdubed Bass
本橋HAL彦:TAO
クリテツ:Theremin and Percussion

本橋さんのTAOをフィーチャーした曲で、尾上の回擦胡も入れると2つのオリジナル電気(電子)楽器が登場します。曲は、TAOによる冬の蔵王(ZAO)の雰囲気を表現しています。

"TAO"は本橋さんのオリジナル電子楽器で、リボンコントローラのように押さえる場所によって音程がきまる楽器で、左手でその音程を、右手で音域を4つのスイッチをセレクトすることにより演奏します。リボンコントローラと4弦楽器の中間のような感じ。コンセプトは似てても僕のリボンコントローラとはかなり違ったオーガニックな音色ですね。

More TAO video clips
http://youtu.be/SvrYNQMEEK8
http://youtu.be/AtDPOsbTG-E

Doping Olympicsは、ただ今、しばらく休息期間をとっておりまして、このビデオは昨年5月のパフォーマンスからです。今年も1〜2度このグループで出来てらいなと思っています。
posted by 尾上祐一 at 18:13 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月26日

Cafe Blue(藍色茶房) by Kawasemi House

本日お届けするのは、僕が力を入れているトリオ、カワセミハウスの演奏です。

"Cafe Blue(藍色茶房)"

http://www.youtube.com/watch?v=0XHSxeF0CxI
作曲 山田トモアキ 編曲・演奏 カワセミハウス

・カワセミハウス
山田トモアキ:12弦ギター
尾上祐一:リボンコントローラー
井谷享志:ドラムス

リボンコントローラーをフィーチャーし、弦の山田さんは普段のブズーキに代わり、VOXティアドロップ型12弦ギターを弾いています。メロディアスなテーマとアグレッシブなジャムを展開するこのナンバー、ジャズロック、プログレ、エスノ、サイケそして変わった楽器編成の音楽ファンにぜひご覧いただきたい音楽です。

カワセミハウスのほうですが、まもなく結成3年を迎えようとしています。メンバーはそれぞれ他のプロジェクトを持っていることもあり、このバンドの活動ペースはゆったりしたものですが、着実に続けていることもあり、最近の演奏は大分安定したものになってきたんじゃないかなと感じてます。

ちなみにメンバーの個々の活動状況で大きな所をピックアップしてみると、僕は11/2に我がアイドルであるダモ鈴木氏のライブに参加。ドラムの井谷享志氏は只今テレビCMでお馴染みの宇多田ヒカルの"愛の賛歌"の録音にパーカッションで参加(プロデュースは偶然にも僕とも縁がある菊池成孔氏)。ブズーキの山田トモアキ氏は、ブズーキのソロライブも開始。という感じでカワセミハウスの活動、個々の活動、それぞれ充実したものとなってる今日この頃であります。

カワセミハウス、次回のライブは未定ですが、来年2011年2月あたりにできるといいなと感じてます。
posted by 尾上祐一 at 12:35 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする