2016年02月01日

"巨人と小人" by ワナナバニ園

今回お届けしますはワナナバニ園の2015年作の曲、"巨人と小人"。以前このウェブマガジンでもショートバージョンでお届けしたことがありますが、今回はフルサイズでどうぞ。


熊田央 - Drums
ALI - Fender Bass
種石幸也 - 5弦Bass
尾上祐一 - Ribbon Controller
作曲:尾上祐一 編曲:ワナナバニ園

ブギーとジャジーを行き交い、ファジーで豪快なパートから、リボンコントローラーによるドップラー掛かった(と言い得て妙な評は、桑名六道 aka JhaJhaさんより)グノームな歌心満載のジャジーなパートまで、音楽的にも音色的にもワナバニらしい色んなエッセンスを詰め込んだ楽しい楽曲です。ドラムの熊田ワナバニ大臣の表情がそれを物語っています。

曲を作った当初、そのつもりはなかったのですが、ワナナバニ園で演奏してみて結果的にこの曲は全体を通してオールディーズへのオマージュ/再解釈的なものになったと感じています。例えば、ブギーパートにおけるファズベースと倍音の多いリボンコントローラーによる威勢のいい合奏は、ちょっと1960年前後のオールディーなロックンロールにおけるサックス隊のサウンドを想起させなくもないなと思うし、ジャジーなパートは1940年代あたりのスイング曲をアジア人がチープな電子楽器で演奏してるイメージ。そしてエンディングのフレーズもオールディーズ定番ものしかりです。
posted by 尾上祐一 at 12:42| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月25日

サンピン=久田祐三&尾上祐一 "ルメリ・カルシラマ"

紹介する順番が逆になってしまいましたが、前回のサンピンとカブネオの共演映像に続いて、こちらはそれより少々前に行われた、サンピン=久田祐三&尾上祐一 単体でのパフォーマンスより。曲はトルコのトラディショナルで9/8拍子のルメリ・カルシラマ。



トルコらしく元々ダブルリードの笛で演奏されてる曲なんだが、リボンコントローラで再解釈するにはもってこいだし、基礎が確りした久田さんのアラブ系パーカッションのダラブッカと一緒にできるのは最高です。この演奏だったか、あるいはこの感じの演奏をライブで見た方やYoutubeで観た方から、ジミヘンを彷彿させると言われたのは、実に光栄だった。勿論、この曲で元々使われてたりもする民族音楽系のリード楽器とかからの影響・引用がある一方、実際ヘンドリックスからもかなり影響受けてる。あとは子供の頃に短波ラジオで聴いた異国の音楽。あの電気的に歪み、変調が掛かり、時にノイズも混入する音楽は、その後CDなどで聴くハイファイなそれとは別物でしたね。そして時を同じくして聴いた70年代のアナログシンセサウンド。あと、もうひとつ強いていうならソフトマシーンのマイク・ラトリッジのファズ・オルガン。あれは音色も弾き方も音楽性も本当に独特。リボンコントローラの音作りはそういったものの記憶と影響がミックスされています。

ところでヘンドリックスにしてもラトリッジにしても、いやあの頃のミュージシャンの多くがそうだったと思うんだが、現代から比べたらずっと限られた機材しかなかったのにとてもクリエイティブでイマジネイティブな音を出していた。尤もそれは限られた環境ゆえのことであったのかもしれないし(情報が溢れていたり、モノが豊富にあるのは、いい事ばかりでなく場合によっては却って創造、想像性の妨げになることもあると僕は感じている)、或いは今からみて限られた原始的な環境というだけで、当時電気でジェネレートや加工した音の数々はとても新鮮で得体の知れない未知の可能性を秘めたものでミュージシャンたちは何とかそれで新しい表現をして自分のものにしてやろうと躍起になっていたのだろうと思う。それは技術面のみならずハプニング的に出てきたサウンドをも積極的に取り込んでしまう柔軟性からも感じられることである。何はともあれ、そんな先駆者たちを思い起こしながら今後も音作りと演奏を出来たらと思っています。
posted by 尾上祐一 at 22:36| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月22日

サンピン&カブネオ"アラ見てたのね"

今回は、久田祐三&尾上祐一のサンピンと、太田ニョリとジョンいまえだのカブネオのジョイントライブより、2グループ合同のAsian & Africanなアレンジによる都はるみさんの古い名曲”あらみてたのね”のホットなジャムをお届け。エレクトリック・アコースティックなサウンドで、東南アジアの田園風景を髣髴させつつ、徐々にスペーシーでアフリカンなドンチャン騒ぎに変貌してゆくところなど聴き処満載です。ニョリさんが叩く竹バラフォンは、ジョンさんによる自作楽器で、ピエゾピックアップが仕込まれたエレキ竹バラフォンです。よって僕のリボンコントローラと合わせると両グループによる自作エレキ楽器合戦ジャムともいえますね。



サンピン
尾上祐一 - リボンコントローラー
久田祐三 - ダラブッカ

カブネオ
太田ニョリ - 自作電気バラフォン
ジョンいまえだ - ベース

なお今年4月から活動を活発化させている久田祐三さんとのデュオですが、サンピンと名づけました。ウェブサイトもありますので宜しくお願いします。
http://torigoya.main.jp/Sanpin.html
posted by 尾上祐一 at 22:09| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

Hafu(破風) by ワナナバニ園

今回お届けしますは、ワナナバニ園の最新動画で2015/7/20に阿佐ヶ谷イエロービジョンで行われましたライブより、代表曲"破風"です。



熊田央 - drums
ALI - Fende Bass
種石幸也 - 5弦ベース
尾上祐一 - 回擦胡

結成当初からやっている滑走するナンバー。全編を貫くポリリズムと各々の楽器のラインの絡みの妙を楽しんでください。3年前にYoutube初出で(こちらがその動画)、2013年リリースのファーストCDにも収録されていますが、今回は後半に聴けるアリ師匠の細かく動くベースラインをはじめ全体的に熱い演奏になっておりライブならではと感じます。

ワナナバニ園、結成5年弱ですが、ますます活発に活動しております。ここのところ大体月に1〜2本のペースでコンスタントにライブを行っておりますが、この2015年9月は韓国ソウルでのライブを予定しております。これからもワナナバニ園にご注目を!
ワナナバニ園ウェブサイト
http://torigoya.main.jp/Wanabani.html
posted by 尾上祐一 at 10:09| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月07日

巨人と小人(ショートバージョン) by ワナナバニ園 

今回はワナナバニ園の新曲"巨人と小人"をショートバージョンで。


巨人と小人 by ワナナバニ園(2015プロモ用ショートバージョン... 投稿者 torigoyasound

ワナナバニ園
熊田央 ドラムス
ALI ベース
種石幸也 ベース
尾上祐一 リボンコントローラ

ブギーとジャジーな所が交錯するゴキゲンな曲。自分的に4ビートに乗せてジャズ的なラインを作曲、演奏するのはおそらく初めてなのではと思いますが、アジアの小人ジャズマンmeets巨人グラムロッカーという感じでワナバニらしい演奏で固まってきていて今後の発展も楽しみな曲です。まだ未完成な部分もあり、今回ライブのプロモーションをかねた速報ダイジェスト・バージョンとなってますが、いずれフルでお届けしたいと思います。

2015年5月16日(土)地球の子供たち祭り 2015
幡ヶ谷シュールサウンドスタジオ http://www.s-u-r.co.jp
入場券 2500円 開場 13時、開演 14時
出演:ワナナバニ園、LED、バビロンブレ?カ?ズ、ねたのよい、ブルースビンボーズ、LOVEDLOVED、ディンガリングス、スカラベリーズ、ザ フールズ、ザ モンゴロイドスポット
※ワナナバニ園はトップバッターで以下出演順です。

2015年5月23日(土) Cool高円寺Bomb!
高円寺Green Apple http://www.greenapple.gr.jp/
adv¥2000 / door¥2300 17:00 - 23:30
共演:ねたのよい / ワナナバニ園 / Varunk / JOHN MERRIC / 叱り撫子
DJ : TeT 3、MC : さんとす☆ ※前売りはGreen Apple HPへ

2015年6月28日(日) 国分寺モルガナ
http://www.morgana.jp/
共演:鼎-tei-、DBS3

2015年7月20日(月・祭日) 阿佐ヶ谷イエロービジョン
http://www.yellowvision.jp/
共演:佐藤行衛
posted by 尾上祐一 at 20:25| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

"唐揚" by ワナナバニ園

今回お届けしますは、ワナナバニ園のナンバーで、私の書き下ろしの「唐揚」という曲。オーバードライブとモジュレーションを利かせた回擦胡と、ジュワっとしたファズベースをフィーチャーしたワナバニ流ロックンロール。



僕自身30年以上、ずっとオリジナルでトライアルのあるものを求めてきている一方で、ポップかつロック的な方向性も一つの芯として保っていますが、このバンド、個人的にこれまでやってきた中でも、トライがあり、ロック寄りであり、かつメンバーも技量があるという点でベストと感じています。実験性がありつつも、メンバー間で理屈をこねることが殆どなく、とにかくやってみようというのがこのバンドの良いところでもあるなと感じてます。音楽は、演ってナンボですね。そういった点でワナナバニ園は理想と感じています。
posted by 尾上祐一 at 12:28| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

ワナナバニ園 at 熊田祭り 2014年7月21日

今回お届けしますは、ワナナバニ園のドラマー熊田央氏にスポットをあてたライブ「熊田祭り 2014年7月21日」よりワナナバニ園の演奏をダイジェストでお届け。曲はBum、Taru、Dill、Instant Beetleの熊田作品4曲です。



この日は、熊田さんが5つのユニットでドラムを叩き、ワナナバニ園はそのトリでありました。その5つのユニットの内容は、身体表現とのアブストラクトなコラボから、ロック、ジャズ、ファンク、はたまたサンバ、そしてノイズまで・・・。そしてノッケから全力なので、もう最後のワナバニではヘロヘロかと思いきや相変わらず全力で、その超人ぶりを見せつけられたライブでありました。

熊田さんは、80年代に地元の小田原で結成され神奈川では結構人気をはくしたギャルズ・アタッチメントというバンドのドラマーでデビュー。その後、Copass Grinderz、hi-speed、Shuttle Loop、Gnuといったロックから実験性のあるものまで様々なバンド、セッションでキャリアを積んでいます。僕と初めて会ったのはヒゴヒロシさんが主宰する公開即興演奏会のモルガナ実験室で2009年半ばの事。そして2度目に参加した2010年2月のモルガナ実験室では、やはり様々なバンドやセッションで活躍のベースの種石さんも居て、一緒に演奏してみて非常に意気投合したことを覚えてます。その後、熊田さんによる招集で2010年の春と夏にDeep CountやWaterbedのベース奏者のALIさんも加えてツインベース+ドラム+電気自作楽器なカルテットで即興ライブを行い、そこで思ったのは、このメンバーならジャムだけで終わらせるのは勿体無いということ。というわけで、2010年末にある程度の即興性は持ちつつもコンポーズされた曲をやるバンド=ワナナバニ園として再始動しライブを行いました。が、翌2011年は震災のごたごたや僕は親の介護もあったりだので、スタジオで水面下に活動するにとどまり、本格的に活動し始めるのは2012年頭からでした。しかしその後は、月に1〜2回のペースでライブ活動を行っており、2013年はマルチトラックによるレコーディングも行い、暮れにはアルバム「ワニノニワ」としてリリース。2014も地道に曲を増やしつつ、2015年現在、順調な活動をしております。最新のライブ情報はワナナバニ園ウェブサイトをご覧頂ければ幸いです。皆さん今後ともご注目のほどよろしくお願いします。

ワナナバニ園ウェブサイト
posted by 尾上祐一 at 13:01| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月24日

ちまき売り(燒肉粽) by ワナナバニ園/尾上&Achaar

今回お届けしますは、台湾の古い歌謡の「ちまき売り(燒肉粽)」という曲。まずはワナナバニ園のバージョンから。ワナナバニ園、初のカバー曲です。



尾上祐一 - リボンコントローラー、熊田央 - ドラムス、
ALI - Fender Bass、種石幸也 - 5絃ベース

1940年代の終戦ちょっと後くらいの台湾歌謡が原曲で、1970年代初頭にテレサ・テンもラテン中華風なアレンジで歌っていた曲です。私は、そのテレサ・テンのバージョンをお手本に、リボンコントローラを始めて間もない2000年くらいからずっと演奏しており、独奏から様々な合奏フォーマットで演奏をしてきています。そんななか、このワナナバニ園のバージョンは、2本のベースが実に有機的に絡むグル―ヴィーなアレンジになっておりベストな演奏と感じています。先日、台湾のフェイスブック・フレンドにこの演奏が紹介されたところ台湾の皆さんの間で好評で多くのイイネを頂きました。我々のバージョンを"前衛搖滾版「燒肉粽」"と紹介していたのですが、どういう意味かと思いgoogle翻訳してみた所、"プログレッシブロックバージョン"とのこと。おお、なるほど〜。また彼曰く、台湾では誰でも知ってる曲とのことです。

次にご紹介しますは、パーカッション奏者の久田祐三さんとLeo Saiさんのお二人からなるAchaar(アチャール)をバックに演奏した物です。久田さんはダラブッカ、Leoさんトンバック、というそれぞれアラブ、ペルシャ系のパーカッションを叩いています。中華アラブ?とでもいえそうな(ってまんまですが、、)こちらもとても気に入っている演奏です。


尾上祐一 - リボンコントローラ
with Achaar:
久田祐三 - ダラブッカ
Leo Sai - トンバック
posted by 尾上祐一 at 13:01| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月22日

赤いバナナ by ワナナバニ園

気まぐれにアップデート。本日お届けしますは私が所属するワナナバニ園の曲で「赤いバナナ」。大いに盛り上がった2014年6月28日のCool高円寺Bombからのライブ映像からです。



熊田央(ds)、ALI(Fender Bass)、
種石幸也(5弦Bass)、尾上祐一(Ribbon Controller)

スタジオでジャムってたものを基に作曲したもので、ジャムが基になってるとはいえ、そこはワナバニ、随所に独特な工夫があります。まずドラムの熊田さんの激しいドラミングが基になっており、このライブ映像でもその感じが存分に伝わるのではないかと思います。その上に2本のベースのリフが出現し、このままだとカッコいいロックな感じ。しかしそこにかぶさるリボンコントローラはトーキングモジュレータを噛ませたビザールなものでメロディもインドネシアのスンダ民謡にインスパイアされたものになっています。リスナーの方からは、ベースとリボンコントローラの2つのメロディがどちらも対等にあるように聞こえて、その絡みがなんとも不思議だとのご感想も。それにつけたコード進行も独特なものじゃないかなとおもっていますが、極めつけはブリッジに相当する5/8拍子の部分。全員で同じリズムで突き進むのですが、そのリズムはモールス信号で―・・・、・―、―・―、・―と刻まれています。"―・・・"=B、"・―"=A、"―・―"=K、"・―"=Aです。映像でも踊っている人がいるのが確認できますが、こういった仕掛けがありつつも結果的にダンサブルでカッコいい仕上がりになっているのではないかと感じています。

モールス信号を使った楽曲と言うと、KraftwerkのRadioActivityや、RushのYYZなどがありますが、前者は楽曲のリズムに合ってる要素はなくナレーション的なもの、後者はリズムに合わせているのですが、YYZのモールスを−・−−−・−−−−・・と文字を区切ることなく打ってしまっているので、普通に聞いている分には解読不能です。

私は12歳のときにアマチュア無線の免許を取得し、モールス符号も当時からできていたのですが、モールスを使った楽曲(特にBAKAのモールスによる)をつくるのは長年の念願であり、しかもこのようなカッコいい形で実現できたことをとても嬉しく思います。
posted by 尾上祐一 at 16:08| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月06日

"Bum" by ワナナバニ園 

今年に入ってSoundCloudも始めて新旧作品入り乱れての配信となってきてますが、今日は新作映像。ベース×2+ドラム+電気自作楽器なワナナバニ園の演奏で、いつもライブのオープニングを飾るバンドのテーマ曲的な"Bum"。



今回の映像、この前に水族館に行きまして、水槽を観ていたところ頭の中で妙にこの曲が鳴り響いたんです。で帰宅後、衝動的に作業に取り掛かり完成させました。今回のVは演奏シーンのみならずイメージ映像としても楽しんでもらえたらと思います。

熊田央(ds)、ALI(Fender Bass)、
種石幸也(5弦Bass)、尾上祐一(Ribbon Controller)

結成3年を過ぎたワナナバニ園。今年2014年も順調に活動を続けています。4月は、東京で超ツワモノバンド達との共演が2回あります。東京周辺でお時間ある方はぜひ遊びにいらしてください。

4月25日(金)大久保アースダム 共演:吉田達也(dr)、Videkazz2、厳格三重奏(大沼志朗(dr)、加藤崇之(g)、不破大輔(b))、ManiaOrgan

4月30日(水)荻窪ルースターノースサイド 共演:MUMU(植村昌弘(Dr)、中根信博(Trombone)、本間太郎(Key))

詳細はワナバニ・ウェブサイトをご覧ください~!
http://torigoya.main.jp/Wanabani.html
posted by 尾上祐一 at 19:03| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月18日

回擦胡と中東パーカッション "Kajimakajak" by 尾上祐一 & Achaar

ここの所、古い音源の紹介が続きましたが、本日お届けしますは最新映像で2014/1/18に笹塚チェシュメにて行われた僕と中東パーカッションデュオのAchaar(アチャール)の3人によるライブより、ウズベキスタンの舞踏曲"Kajimakajak"です。



尾上祐一 回擦胡
Achaar
久田祐三 フレームドラム
Leo Sai トンバック(イランのパーカッション)

練習当初、ちょっと変わった譜割や拍子に戸惑いました。この曲はウズベキスタンのものですが、この中央アジアの地域から、トルコ〜バルカン半島〜ブルガリア周辺などの地域は、そういう(我々的には)変則的なリズムに特色をもったトラディショナル曲が多数存在します。彼らとしては奇をてらってるのでなくごく普通にこういうリズムがでてくるそうで興味深いです。
posted by 尾上祐一 at 12:27| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月14日

樽をみていた by ワナナバニ園

いまやっているグループの中でもっとも力を入れているワナナバニ園。きょうご紹介しますは「樽をみていた」という曲。



ワナナバニ園
熊田央 drums
尾上祐一 ribbon controller
種石幸也 5 strings bass
ALI Fender bass

樽がコロコロ転がってゆくような情景が見えてきそうですが、作者の熊田氏いわく、ベーシストのタル・ウィクエンドをみてて作ったから、だそうです。
ワナナバニ園、2014年もバリバリいきます。現状決まっているのは
2/16 池袋 鈴ん小屋 共演 鼎、マニアック京都、Magro http://www.ringoya.org/
4/25 大久保アースダム  http://www1.odn.ne.jp/~cfs81480/index.html/menu.html
4/30 荻窪ルースター・ノースサイド 共演 MUMU http://www.ogikubo-rooster.com/north/
です。ぜひ遊びに来てください!
posted by 尾上祐一 at 19:45| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月02日

Instant Beetle by ワナナバニ園

今年の音楽ワーク第一弾は、ベース×2+ドラム+自作楽器なカルテット ワナナバニ園の新作ビデオ。曲は、いつもライブのラストを飾る大運動会ナンバーの"Instant Beetle"。



熊田央 Tadashi Kumada(ds)
尾上祐一 Yuichi Onoue(Kaisatsuko 回擦胡)
ALI(Fender Bass)
種石幸也 Yukiya Taneishi(5strings bass)

結成3年を経たワナナバニ園ですが、昨年2013年は満を持して1stアルバム"ワニノニワ"が完成。現状ライブ開場オンリーですが販売しております。ビデオをごらんになり興味の沸いた方は、ぜひワナナバニ園のライブに足をお運びください。次回のライブは2/16に池袋鈴ん小屋にてです。
http://www.ringoya.org/
posted by 尾上祐一 at 23:57| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

鳥のように 森川浩恵(箏)と尾上祐一(回擦胡)

今回お届けしますは、収録から一年を過ぎての配信ですが2012年6月20日に行われたライブより、箏奏者の森川浩恵さんと僕の回擦胡のデュオで、曲は"鳥のように"。



森川浩恵さんは箏奏者の第一人者でありメジャーからCDを出したりやTVにも出演していることもあり、もしかしたらご存知のかたもいるかもしれません。この曲、"鳥のように"は、そんな森川さんの重要レパートリーで現代筝曲の有名曲。彼女の鬼気迫る演奏に僕の回擦胡が果敢に挑みます。と書くとカッコいいですが、僕の演奏は自流にアレンジしたこともあり、演奏当日は彼女の演奏や曲を汚してないか心配で(笑)。でも森川さんには演奏時、そしてこのビデオともども喜んでいただいたのでうれしくも安心しております。

森川浩恵さんは、古今の純邦楽の卓越したプレイヤーであることはもちろん、洋楽器・民族楽器などとの共演、即興演奏と幅広い音楽性をもっており、僕とは無力無善寺でのオースチンレコード藤衛門企画のライブで対バンしたのがこの共演のきっかけとなっています。更に面白いことに浩恵さんと会う一年前に神戸にライブをしに行ったとき、同じく箏奏者でお姉さんの森川訓恵さんと共演しています(これは藤衛門さんとは全く別ルートでの繋がり)。このときイタリアのマウロ・パガーニの曲"ヨーロッパの曙"を大所帯で演奏。訓恵さんは小型の箏で地中海テイストな演奏を見事に披露してました。森川姉妹の音楽性の懐の深さを感じさせると同時に、それ故のコネクションかななんて改めて思っています。
posted by 尾上祐一 at 18:53| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月08日

"Still Life" by ワナナバニ園(Wanana-Bani Garden)

Twitterなどそこここで日々の報告はしているものの、気がつけばこのブログは半年振りの更新。今回お届けは、ドラマー熊田央氏率いる、ドラム+ベース×2+電気自作楽器な編成のワナナバニ園による"Still Life"と言う曲。尾上の回擦胡ナンバーとして5年ほど前から演奏している曲をリズミックに、そしてこのバンドの特徴である2本のベースが有機的に絡むワナバニ・アレンジした意欲作。



熊田央(d)
種石幸也(赤b)
ALI(青b)
尾上祐一(回擦胡)

2013年2月の録音録画で、近年やっているリハスタでのビデオ撮影と平行してこの回からマルチトラックレコーダも回すことに。機材が安価、軽量になったことの恩恵をフルに活用! バンドのマルチ録音は、まだ試行錯誤状態ですが、ドラムに4本マイクを立てたこのビデオでの録音は結構うまくいったほうかと感じてます。が、この次のリハの回でそのドラムのマイキングを変えて録音してみたところ、なんかどうもしっくりこない。このビデオのときドラムのトップにある2つのマイクは比較的ドラムから離し気味でとったのに対し、そのしっくりこない時の設定はもっとタムタムに近づけて録ったのですが、分離が激しすぎてなんか自然さに欠ける嫌いがありました。バンド録音の難しさも感じている所です。

マルチ録音やそのミックスに関しては30年間の宅録活動でかなり経験を積んでいる一方(このブログの音源80年代音源90年代音源2000年代を参照)、バンドのマルチ録音は、数年前にもう一つのバンドでやったことがあるくらい。しかもそのときのドラマー氏は、マイキングのツボを得ていて設置は完全お任せで、実際かなりいい音で録れていた。しかし、ワナナバニ園ではこうしてみんなで試行錯誤みるのも悪くないです。新たな発見もあるかもだしね。メディアも低価格で幾ら録っても、たいしたコストが掛からない今だからできることですよね。凄い時代になったものだなと感じています。そして今後、マイキングについて色々研究してみたいとも感じています。

Still Lifeとは、絵画などにおける静物のこと。そういえば、80年代初頭にストーンズのアルバムでStill Lifeってのがあって、てっきり「俺達、まだ生きてるぜ」みたいな意味かと思ってた頃がありました(笑)。
僕のStill Lifeと言う曲ですが、2008年に回擦胡のために作った曲で、自分的に気に入っていることもあり様々なフォーマットで演奏しています。
初出の独奏 http://youtu.be/SPIhAI8qnD4
テルミン、WaveDrumとのトリオ http://youtu.be/wBBu8aULyaw
ヒューマンビートボックスとのデュオ http://youtu.be/EWgbOY601eA
posted by 尾上祐一 at 11:13| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

"ピョルリ" 佐藤行衛、尾上祐一&山本耕一郎

2012年最後の作品は、佐藤行衛さん(g,vo)、山本耕一郎さん(cajon percussion)との2012/3/18、韓国光州ガリバーホールでのライブパフォーマンスより、韓国歌手キム・スチョルの曲、"ピョルリ"のカバー。


佐藤行衛 - Vo , Guitar
尾上祐一 - Ribbon Controller
山本耕一郎 - Cajon Percussion

"ピョルリ"とは"別離"の意味。行衛さんの歌の巧さ、そしてこの哀愁漂う感じ、かなりいいと思うんですがいかがでしょう。 この曲も行衛さんの近年のお気に入りのレパートリーだそうで、1983年の曲のようです。キム・スチョルのオリジナルバージョンは、こちらになっています。ぜひ聞き比べてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=LBrSChb78Wk

毎回書いてますがこの日の演奏はとても気に入ってて、他にもこんな感じでアップしてます。

美しき山河
男らしいってわかるかい?
酒消毒ブルース
posted by 尾上祐一 at 20:49| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月07日

"漸近極限(Asymptotic Limit)" by Asymptote with 尾上祐一

今回は、南たけしさんと町田浩明さんによる生&エレクトリック混成ドラムデュオ、Asymptote(アシムトート)と一緒にやったライブからの映像です。曲は"漸近極限(Asymptotic Limit)"。



Asymptote
南たけし - Drums, Wavedrum mini
町田浩明 - Drums, Wavedrum
with
尾上祐一 - 回擦胡

・2012年9月23日 小岩Back in Timeでのライブより

Asymptoteとは、数学用語の漸近線のことで、あるラインに無限に近づいてゆく(しかし交わることはない)直線、とでも言えば良いでしょうか。高校で数学を取ってた人には懐かしい用語かもです。そんな一種の究極状態を音楽で表現する、というのがこのグループのコンセプトの一つと感じていますが、この動画ではAsymptoteと僕が触発しあってそのイメージを生み出しているのを感じ取ってもらえたらと思います。

Asymptoteの南さん、町田さん二人とも自身のバンドでのライブ活動は勿論、音楽学校でドラムの講師をしたり、ジャズ、ロック、ポップ、はたまた秋葉系アイドルのサポート、教則DVDに出演など実に各方面で活躍している実力派。この日のAsymptoteは、ツインの生ドラムをメインに、WavedrumやKaosilatorを絡めるスタイルで、その上を僕の回擦胡とリボンコントローラが泳ぎ、エスノ・テクノ・サイケ・ロックな感じで2時間近く熱演しました。Asymptoteとはお互い今後もぜひ一緒にやりたいということになっていますのでご期待ください。
posted by 尾上祐一 at 16:55| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月11日

酒消毒ブルース by 佐藤行衛、尾上祐一&山本耕一郎

9月初頭に我がYotube鳥小屋サウンドチャンネルが開設6周年となりました。10年前は映像作品に手をつけるとは思いもしませんでしたが、Youtubeが出現し、妻の手持ちのHi-8で軽い気持で撮ったものをなんとなく配信し始めたことを切欠に、段々凝り始めてこの6年で60本強の作品を作成しました。俯瞰すると初期は独奏を中心にしたシンプルかつローファイな画質・音質なのに対し、近年はバンド編成が多くなり演奏、画質、音質、編集いずれも拘ったものになってきており、自分自身の音楽環境の変化、ビデオ機材・編集環境の進化、ともども時の変化を感じます。

そんな感じで、最新の映像作品。今回は、今年三月に行った韓国光州でのライブより佐藤行衛さんと僕と山本耕一郎(行衛会・会長)さんのトリオで曲は"酒消毒ブルース"。



佐藤行衛 - 歌、ギター
尾上祐一 - リボンコントローラー
山本耕一郎 - パーカッション

数年前にリリースされた行衛さんの1stソロアルバムからの一曲。ユーモラスなこの曲を今回はトーキングモジュレーションを掛けたコミカルなリボンコントローラとパーカッションで伴奏。なかなかうまくいったんではと感じてます。山本さんのパーカッションが的確なサポートをしてるのに加え、中盤から加わる会場のお客さんによるシェイカー系のパーカッションもいい感じ。(結構うまいんで対バンのイム・ウィジンさんのバンドのパーカッションの人がやってたのかな?でも山本さん以外に少なくとも2つ追加パーカッションが聴こえて来る) なお、トップの画像はライブ終了後の"酒消毒"打ち上げからの1シーンです。

この日の演奏は僕自身大変気に入ってまして、これまでにも2曲アップしてますのでこちらも是非ご覧になってみてください。

美しき山河
男らしいって分かるかい?
posted by 尾上祐一 at 21:59 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月15日

ひだまり by カワセミハウス

夏休み真っ只中の本日は、映像配信。所属バンドのカワセミハウスの楽曲でこの季節にマッチした"ひだまり"という曲をお届け。



尾上祐一 - 回擦胡
山田朋秋 - 12弦ギター
小池実 - 5弦フレットレスベース
井谷享志 - ドラムス

6年程まえに回擦胡のために作曲し、独奏からバンドまで幾つかのフォーマットで演奏してきている曲のカワセミハウスによるバージョンです。タイトル通りの明るい曲ですが、このバンドでやることにより更に溌剌とした仕上がりになってると感じます。

現在のバンド活動に関して記してみますと、いま当方がメインでやっているバンドはこのカワセミハウスと、ベース×2+ドラム+自作楽器という編成のワナナバニ園の2つです。カワセミハウスのほうは結成4年半を過ぎ、元来からエスニックなオリジナル曲をやるというコンセプトで続けてきてますが、近年は山田さんがブズーキから12弦Eギターにスイッチし、さらに小池さんのベースが加わりロック・インスト度が増してきています。ワナナバニ園のほうはエスノ度はちょっと抑え、ドラマーがリーダーということもあり変則リズムの上を浮遊する変わったメロディ、という感じのアプローチを取っているのが特徴です。ご興味ある方は、この違いも楽しんで頂けたらと思います。

カワセミハウス ビデオリスト
ワナナバニ園 ビデオリスト

また普段自分が自作楽器独奏でやっているレパートリーをドラム&ベース程度の編成でやるという構想もあります。こちらは僕の自作楽器独奏を考慮して作ったオリジナル曲と、中東〜インド〜中華〜演歌なカバー曲をバンドスタイルでプレイするというコンセプトで、まずは今春にドラムの山本耕一郎さんとのコンビ、という形で実施しておりますが、近々ベース奏者を決めてバンドスタイルにしてライブ出来たらいいなぁ、なんても思ってます。
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2012年07月26日

男らしいってわかるかい by 佐藤行衛、尾上祐一&山本耕一郎

今回は今年の3月に行われた韓国光州でのライブ演奏から、佐藤行衛さんを中心にしたトリオで曲は"男らしいってわかるかい"。



佐藤行衛 - Vocal, Guitar
尾上祐一 - 回擦胡
山本耕一郎 - カホン

ボブ・ディラン作のI Shall Be Releasedに、70年代の日本のフォークバンド"ディランU"が日本語詩(作詞はメンバーの大塚まさじ氏)をつけて歌ったもののカバー。行衛さんの近年お気に入りのレパートリーとのこと。原曲はかなり有名なので、多くの人がどこかで耳にしたメロディじゃないかなと思います。詩のほうは原作の意訳とも独自の詩とも、どちらともいえる部分があると感じますが、原詩より分かりやすく、かつ行衛さんの世界にずばりはまってると感じます。歌い方からして、ボブ・ディランでも、ザ・バンドでも、ディランUでも、大塚まさじでもない、もう佐藤行衛の曲になってる感じ。

ちなみに韓国でこの3人で演奏するコーナーでは、僕は大半の曲をもう片方の楽器・リボンコントローラで演奏するつもりでしたが、行衛さんに「回擦胡は?」と訊かれ、シンプルなコード進行のこの曲なら何とかなるのではと思い急遽、回擦胡でやることにした経緯があります。という訳で半ば即興的に演奏したものとなってますが、なかなか我ながらいい感じで気に入ってます。

あと余談で、以前、煉獄サアカス一座に参加していた時に座長の神山てんがいさんのボーカルで"プカプカ"という曲を演奏したのですが、これもディランUの曲で、自分的にディランUの曲を演奏するのは実は2曲目だということに後日気付きました。どちらもディランUの代表曲ですね。
posted by 尾上祐一 at 21:44 | TrackBack(0) | 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする