2008年02月26日

自由電子

今日お届けする曲は、1997年の「自由電子」



この頃は、マッキントッシュコンピュータで、MAXという音楽プログラミング環境を使い変態音楽を吐き出す自己流MIDIアプリケーションをつくることに没頭していた時期(今ではMAX/MSPとして知られている音楽プログラミング環境ですが、デジタル信号処理部であるMSP部分は、この頃まだ付いていなくて基本的にはMIDI信号を扱うという感じ)。コンピュータにいくらか音楽的ヒントや法則をプログラミングし実行することにより自分では考え付かないようなフレーズを吐き出させ、その中で、自分がおいしいと思ったものを抽出してつないで行く手法で曲を作ってました。この曲では、自分は一部ギターも弾いていますが、ソリストとして狩俣道夫さんにソプラノサックスとフルートを、江草啓太さんにピアノを弾いていただいてます。お二人ともこの頃に知り合ったのですが、まさにこういうソロが欲しかった、というのを実現して頂いてます。改めて感謝。そして、エンディングのほうでは、ストロベリー・フィールズ・フォーエバーのオマージュというかパロディというか、みたいな感じで曲を締めくくってます。

ちなみにこのMAXで作ったプログラム。自分のPC環境がマックからウィンドウズに移ってからとんとご無沙汰でしたが、現在MAX/MSPになってそのランタイム・アプリケーションがこちらよりWindows版、Macintosh版ともにフリーでダウンロード可能で、Win版で当時の自作プログラムを試してみたところ、ちゃんと動きました。 

というわけで、その自作プログラムが置いてある尾上のMAXプログラムページからファイルをダウンロードして、MAX/MSP PlayでOpenすれば、当時の僕のアルゴリズムコンポジションなどのプログラムを試すことが可能です。古いプログラムなのであまり熱心なサポートはしませんが、お時間と興味ある方は試してみて下さい。 ちなみにこの自由電子の作曲に使ったプログラムはGridMatrixProというプログラムです↓。 最後に、この「自由電子」は1998年発表のソロアルバム"Onoue++"のオープニングナンバーでありました。

Gridmatrix
↑クリックで拡大

posted by 尾上祐一 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 音源1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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