佐藤行衛 - Vocal, Guitar
尾上祐一 - 回擦胡
山本耕一郎 - カホン
ボブ・ディラン作のI Shall Be Releasedに、70年代の日本のフォークバンド"ディランU"が日本語詩(作詞はメンバーの大塚まさじ氏)をつけて歌ったもののカバー。行衛さんの近年お気に入りのレパートリーとのこと。原曲はかなり有名なので、多くの人がどこかで耳にしたメロディじゃないかなと思います。詩のほうは原作の意訳とも独自の詩とも、どちらともいえる部分があると感じますが、原詩より分かりやすく、かつ行衛さんの世界にずばりはまってると感じます。歌い方からして、ボブ・ディランでも、ザ・バンドでも、ディランUでも、大塚まさじでもない、もう佐藤行衛の曲になってる感じ。
ちなみに韓国でこの3人で演奏するコーナーでは、僕は大半の曲をもう片方の楽器・リボンコントローラで演奏するつもりでしたが、行衛さんに「回擦胡は?」と訊かれ、シンプルなコード進行のこの曲なら何とかなるのではと思い急遽、回擦胡でやることにした経緯があります。という訳で半ば即興的に演奏したものとなってますが、なかなか我ながらいい感じで気に入ってます。
あと余談で、以前、煉獄サアカス一座に参加していた時に座長の神山てんがいさんのボーカルで"プカプカ"という曲を演奏したのですが、これもディランUの曲で、自分的にディランUの曲を演奏するのは実は2曲目だということに後日気付きました。どちらもディランUの代表曲ですね。
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