2008年07月04日

カニ大星雲

本日お届けしますは、1994年の多重録音作品"カニ大星雲"。



カセットMTR録音による作品集としては最後の作品集となった1995年のアルバム"Onoue Basic"からのセレクション。曲名通りというか、私らしいというか、カオスチックなサウンドとキャッチーなメロディが合体した曲(自画自賛w)。ベンチャーズを思わせる(かな?)ギターメロディとビヨビヨいってるベースラインとの絡みがポイントですが、後者のベースサウンドは、ToneWorksのG5というベース・シンセ・プロセッサを開発中に浮かんだフレーズ。これは普通のベースギターを入力すると、そのサウンドを加工してベースシンセのサウンドにして出力するエフェクターで、発振器を駆動するのではなくベースの原音をそのまま加工するのがポイント。ビヨビヨいう所謂ベースシンセなサウンドは勿論、ホーメイのようなボイスサウンド(本曲でもさりげなく入ってます)、デジタル歪ならではの脂ぎったファズサウンド、、、などなど幾つかのサウンドバリエーションがあります。まぁ、あんま売れなかった知る人ぞ知るエフェクターですが、当然自分としては各方面で使ってます(前々回の"バンブー"のベースラインも全編このエフェクトが掛かってます)。そういえばこの頃はまだ自作楽器は殆ど無く、自身の楽曲のサウンドメイクにはギターやベースのサウンドプロセッシングに比重を置いてました。ちなみにスイープするサイン波発振機は自作のものです。
それと中間部のアドリブは混沌を極めてますが、そんな中で聴けるパーカッションはザッパやヴァレーズからの影響を受けてます。
その後この曲は、僕が在籍したバンド"純金ファミリー証券"で演奏されたり、また友人の小池"ダミ"実氏が"宇宙蟹"のタイトルでダンサブルなアレンジでカバーしてくれたりしました。
余談ですが、この曲、もともと"蟹座大星雲"という曲名だったのですが、実際にあるものと微妙に名前が違ってることに気付いたのは随分あとになってからのことでした(w)。
2016/1/16追記:サウンドファイルの在りかをサウンドクラウドに変更しました。

ToneworksG5.jpg
posted by 尾上祐一 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 音源1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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