2016年02月25日

June 7th 2015 by "Leo Dupleix & Yuichi Onoue"

今回お届けしますは昨年6月に水道橋のアバンギャルド専門レコードショップのFttariにて行われた東京在住フランス人のLeo DupleixさんのLap Top PCと僕の回擦胡とのセッションの模様です。



Leo Dupleix - Lap Top PC
尾上祐一 - Kaisatsuko(with Korg PX5D Infinite Ascend Pitch Shifter)

ここの所、即興オンリーなパフォーマンスは稀になってきてて、バンドなどで即興要素を楽曲の中に絡めつつプレイする感じになっていますが、ここでは久々に即興オンリーの抽象的な音楽にチャレンジしています。特に打ち合わせなくLeoさんと"せーの"で演奏したものですが、前半のアブストラクトながらいい感じのメロディ、後半の無限上昇する回擦胡(コルグのポケッタブルなマルチエフェクトPX5D "パンドラ5"に入っている無限ピッチ上昇エフェクトを掛けています)、そしてLeoさんのLap Topが発するサウンドとのマッチングなど、演奏面と音響実験面の双方が実のあるものになっていると感じています。絵的にも漆黒のバックが演奏にマッチしていますね。
posted by 尾上祐一 at 12:25| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

"巨人と小人" by ワナナバニ園

今回お届けしますはワナナバニ園の2015年作の曲、"巨人と小人"。以前このウェブマガジンでもショートバージョンでお届けしたことがありますが、今回はフルサイズでどうぞ。


熊田央 - Drums
ALI - Fender Bass
種石幸也 - 5弦Bass
尾上祐一 - Ribbon Controller
作曲:尾上祐一 編曲:ワナナバニ園

ブギーとジャジーを行き交い、ファジーで豪快なパートから、リボンコントローラーによるドップラー掛かった(と言い得て妙な評は、桑名六道 aka JhaJhaさんより)グノームな歌心満載のジャジーなパートまで、音楽的にも音色的にもワナバニらしい色んなエッセンスを詰め込んだ楽しい楽曲です。ドラムの熊田ワナバニ大臣の表情がそれを物語っています。

曲を作った当初、そのつもりはなかったのですが、ワナナバニ園で演奏してみて結果的にこの曲は全体を通してオールディーズへのオマージュ/再解釈的なものになったと感じています。例えば、ブギーパートにおけるファズベースと倍音の多いリボンコントローラーによる威勢のいい合奏は、ちょっと1960年前後のオールディーなロックンロールにおけるサックス隊のサウンドを想起させなくもないなと思うし、ジャジーなパートは1940年代あたりのスイング曲をアジア人がチープな電子楽器で演奏してるイメージ。そしてエンディングのフレーズもオールディーズ定番ものしかりです。
posted by 尾上祐一 at 12:42| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする