2015年02月24日

ちまき売り(燒肉粽) by ワナナバニ園/尾上&Achaar

今回お届けしますは、台湾の古い歌謡の「ちまき売り(燒肉粽)」という曲。まずはワナナバニ園のバージョンから。ワナナバニ園、初のカバー曲です。



尾上祐一 - リボンコントローラー、熊田央 - ドラムス、
ALI - Fender Bass、種石幸也 - 5絃ベース

1940年代の終戦ちょっと後くらいの台湾歌謡が原曲で、1970年代初頭にテレサ・テンもラテン中華風なアレンジで歌っていた曲です。私は、そのテレサ・テンのバージョンをお手本に、リボンコントローラを始めて間もない2000年くらいからずっと演奏しており、独奏から様々な合奏フォーマットで演奏をしてきています。そんななか、このワナナバニ園のバージョンは、2本のベースが実に有機的に絡むグル―ヴィーなアレンジになっておりベストな演奏と感じています。先日、台湾のフェイスブック・フレンドにこの演奏が紹介されたところ台湾の皆さんの間で好評で多くのイイネを頂きました。我々のバージョンを"前衛搖滾版「燒肉粽」"と紹介していたのですが、どういう意味かと思いgoogle翻訳してみた所、"プログレッシブロックバージョン"とのこと。おお、なるほど〜。また彼曰く、台湾では誰でも知ってる曲とのことです。

次にご紹介しますは、パーカッション奏者の久田祐三さんとLeo Saiさんのお二人からなるAchaar(アチャール)をバックに演奏した物です。久田さんはダラブッカ、Leoさんトンバック、というそれぞれアラブ、ペルシャ系のパーカッションを叩いています。中華アラブ?とでもいえそうな(ってまんまですが、、)こちらもとても気に入っている演奏です。


尾上祐一 - リボンコントローラ
with Achaar:
久田祐三 - ダラブッカ
Leo Sai - トンバック
posted by 尾上祐一 at 13:01| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月22日

赤いバナナ by ワナナバニ園

気まぐれにアップデート。本日お届けしますは私が所属するワナナバニ園の曲で「赤いバナナ」。大いに盛り上がった2014年6月28日のCool高円寺Bombからのライブ映像からです。



熊田央(ds)、ALI(Fender Bass)、
種石幸也(5弦Bass)、尾上祐一(Ribbon Controller)

スタジオでジャムってたものを基に作曲したもので、ジャムが基になってるとはいえ、そこはワナバニ、随所に独特な工夫があります。まずドラムの熊田さんの激しいドラミングが基になっており、このライブ映像でもその感じが存分に伝わるのではないかと思います。その上に2本のベースのリフが出現し、このままだとカッコいいロックな感じ。しかしそこにかぶさるリボンコントローラはトーキングモジュレータを噛ませたビザールなものでメロディもインドネシアのスンダ民謡にインスパイアされたものになっています。リスナーの方からは、ベースとリボンコントローラの2つのメロディがどちらも対等にあるように聞こえて、その絡みがなんとも不思議だとのご感想も。それにつけたコード進行も独特なものじゃないかなとおもっていますが、極めつけはブリッジに相当する5/8拍子の部分。全員で同じリズムで突き進むのですが、そのリズムはモールス信号で―・・・、・―、―・―、・―と刻まれています。"―・・・"=B、"・―"=A、"―・―"=K、"・―"=Aです。映像でも踊っている人がいるのが確認できますが、こういった仕掛けがありつつも結果的にダンサブルでカッコいい仕上がりになっているのではないかと感じています。

モールス信号を使った楽曲と言うと、KraftwerkのRadioActivityや、RushのYYZなどがありますが、前者は楽曲のリズムに合ってる要素はなくナレーション的なもの、後者はリズムに合わせているのですが、YYZのモールスを−・−−−・−−−−・・と文字を区切ることなく打ってしまっているので、普通に聞いている分には解読不能です。

私は12歳のときにアマチュア無線の免許を取得し、モールス符号も当時からできていたのですが、モールスを使った楽曲(特にBAKAのモールスによる)をつくるのは長年の念願であり、しかもこのようなカッコいい形で実現できたことをとても嬉しく思います。
posted by 尾上祐一 at 16:08| 音源/映像2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする